夜勤があったり、ハードワークだったり、看護師の仕事は日頃の体調管理が難しい状況にあります。慢性的な体調不良や不眠だと、単純なミスも増えてしまいます。できるかぎり万全な体調で勤務することが、質の高い看護を提供するために不可欠でしょう。

夜勤は割増賃金や夜勤手当などのメリットがありますが、生活リズムが狂いやすくなり、体力や精神的負担も大きくなります。睡眠のリズムも乱れがちで、リズムが崩れると寝ようと思ってもなかなか寝付けなかったり、睡眠の質が下がったりしてしっかり眠れなくなってしまいます。しっかり眠れないと疲れが取れない、記憶力や集中力が低下する、体に不調が起こるなど深刻な影響が出ます。ぐっすり眠るためには、睡眠環境を見直すことが大切です。枕や布団、パジャマなどの寝具を自分に合ったものにすることで、首や肩、身体への負担が少なくなり、快眠に繋がります。

また、夜勤後に眠る場合、太陽の光を浴びないようにしましょう。太陽の光を浴びると体内の時計がリセットされ、朝だから目覚めなさいと脳が覚醒してしまいます。帰宅する時は帽子や日傘を使用し、眠る時もカーテンやアイマスクをつけ、できるだけ部屋を暗くしましょう。耳栓を使うと雑音や生活音が遮断され、眠りやすくなるはずです。

夜勤などの不摂生な生活は、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。ホルモンバランスが乱れると精神的に不安定になったり、体調不良や慢性疲労を引き起こしたります。ホルモンバランスを整えるために、栄養のバランスのとれた食事や、 質の高い睡眠、ストレスをためない生活を心がけることが大切です。

 
 

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